しょうにがいいんえん

小児外陰炎

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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概要

小児外陰炎とは、お子さんの外陰部に炎症が生じている状態のことを指します。炎症が生じることで、外陰部が赤くなったりかゆくなったりなどの症状がみられます。

原因

外陰部に対してのさまざまな刺激を原因として発症します。

原因として多いのは、石けんやトイレットペーパー、洗濯用洗剤などに対してのアレルギーです。また、おむつや下着などが慢性的に局所に対して刺激となることでも発症することがあります。そのほか、自転車に長時間乗ること、馬などの動物に長い間またがることなども刺激となり、外陰炎を引き起こす誘因となります。また、外陰部に対しての感染症(年齢によっては性感染症も含めて)が原因となって外陰炎を発症することがあります。

外陰炎そのものはあらゆる年代の女性に発症する可能性がありますが、小児期には発症のリスク要因がいくつかあります。小児期のお子さんは、成人女性と比較して女性ホルモンのレベルが低く、外陰部の皮膚が薄く刺激に対しての感受性が高いため、外陰炎を起こしやすいです。また同時に、小児期には外陰部の自浄作用も十分ではなく細菌が入りやすいという側面も、外陰炎を起こしやすい理由のひとつです。
 

症状

外陰部局所の腫れや赤み、水ぶくれなどがみられます。また、局所からの分泌物も多くなるため、下着が汚れやすくなる場合もあります。

なかには、かゆみや痛みなどの自覚症状を訴えることもあり、かゆみが非常に強く、眠れなくなるケースあります。また、痛みの程度もさまざまであり、排尿時に痛みが起こることもありますし、トイレットペーパーで局所を拭くときに痛みが増すこともあります。そのため、おしっこの後の処理を嫌がるお子さんもいらっしゃいます。
 

検査・診断

局所を詳細に観察し、腫れや赤みなどの炎症所見を確認します。

外陰炎では、時に感染症が原因となって炎症が引き起こされます。病歴から性感染症が疑われる場合には、分泌物を用いて病原体を特定する検査や血液検査、尿検査がおこなわれることもあります。また、年齢によっては内診(膣から器具や指をいれて状態を確かめる方法)がおこなわれることもあります。
 

治療

物理的な刺激やアレルギーが原因となって発症している場合には、日常生活のなかで局所に対しての刺激を避ける努力をすることで治癒を期待できます。下着がむれるだけでも外陰炎になることがあるため、風通しのよい下着を着用するのも有効です。

また、下着に残っていた洗剤が原因となって外陰炎を発症することもあるため、洗濯の際にしっかりとすすぎをおこなうことも大切です。場合によっては、洗剤の種類を変更することも検討する必要があるでしょう。

局所の清潔を保つために、毎日お風呂に入ることも大切です。ただし、石けんが刺激となって外陰炎が生じることもあるため、石けんの使用は必要最低限に抑え、過剰にこすることも避ける必要があります。お風呂あがりには外陰部を湿ったままにせず、しっかりと乾かした後に着替えをすることも大切です。細菌や真菌などの感染症が外陰炎の原因と考えられる場合、抗生物質や抗真菌剤などの適切な抗菌剤投与が必要です。その場合、局所の洗浄と共に適切な治療期間を守ることも重要です。

日常生活上に注意を払うことで外陰炎の改善を期待できますが、症状が強い場合には上記の塗り薬で治療をおこなうこともあります。
 

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