にょうかんしゅよう

尿管腫瘍

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

尿管腫瘍の可能性がある場合、まず尿検査と尿中のがん細胞の有無を調べる尿細胞診検査が行われます。さらに、検査室で膀胱の内視鏡を使いながら、細い管(カテーテル)を腫瘍の近傍もしくは腎側に近くまで進め、そこで採取した尿を検査する選択性尿細胞診を行うこともあります。

CT検査は尿管腫瘍の診断に必須で、特に造影剤を用いたCTウログラフィー検査が有用とされています。造影剤が使用できないなどCT検査の実施が難しい場合には、代わりにMRI検査を実施することもあります。

画像検査によって十分な診断が得られない、もしくは後に述べる腎臓を残す手術を検討したい場合は、内視鏡で腫瘍を直接観察する尿管鏡検査や生検による組織検査も併せて実施します。

尿管がんが疑われる場合、同時に膀胱がんがないかを調べるため膀胱内を観察する膀胱鏡検査を実施するほか、CTなど画像検査で転移を起こしていないか調べます。尿管腫瘍では水腎症を起こしていることもあるため、血液検査を実施して腎機能が低下していないか調べます。
 

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