心室頻拍では、ほとんどの場合で動悸がみられます。また、ふらつきや脱力感、胸部不快感などを生じることもあります。心拍数が1分間に200回を超えても症状がほとんどみられないケースもまれにありますが、症状がみられなくても危険な状態であるといえます。
また、持続性心室頻拍では全身に必要な血液を送り出せなくなってしまうこともあります。心室に十分な血液が取り込まれず血圧が低下し、心臓のポンプ機能が弱まって心不全を生じたり、心停止をもたらす心室細動を引き起こしたりすることもあります。
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