きゅうせいじょうちょうかんまくどうみゃくへいそくしょう

急性上腸間膜動脈閉塞症

治療

急性上腸間膜動脈閉塞症は、急激に状態が悪くなり死に至ることもある病気です。そのため、診断がつき次第、すぐに治療を行うことが重要です。急性上腸間膜動脈閉塞症の治療方法には、手術や血管内治療などがあります。

手術では、外科的に詰まった血管の開通を図ります。血管内治療とはカテーテルを用いた治療です。急性上腸間膜動脈閉塞症では腸管の一部が機能を失うこともあり、必要に応じて消化管の一部を切除する例もあります。広範囲の消化管を切除した場合、続発症として短腸症候群を発症することもあります。短腸症候群を起こした場合、食事の工夫や点滴治療が必要になります。

急性上腸間膜動脈閉塞症は、心房細動動脈硬化をベースにして発症する病気です。心房細動や動脈硬化に対する治療に取り組むことが、急性上腸間膜動脈閉塞症の発症予防につながる側面もあります。

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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