検査・診断
間接喉頭鏡検査や喉頭ファイバースコープ検査によって、直接喉頭を観察して炎症の有無、腫瘍の有無を確認することが重要です。声帯を中心に喉頭粘膜の発赤・腫脹・粘膜下の出血・白苔に加え、潰瘍や腫瘍が形成されていないかを観察します。腫瘍性の病変がみられる場合には、組織の一部を採取する生検も検討されます。
慢性喉頭炎は、逆流性食道炎や副鼻腔炎など、喉頭以外の部位の病気に関連して発生することもあります。症状から逆流性食道炎や副鼻腔炎などの病気が疑われるときには、内視鏡検査や単純レントゲン、CTなどの画像検査などが必要となります。
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