検査・診断
慢性結膜炎が疑われるときは、以下のような検査が行われます。
細隙灯顕微鏡検査
目に光を当て、結膜など目の表面を拡大して観察することができる細隙灯顕微鏡を用いた検査です。結膜の状態を詳しく観察するために第一に行うのが一般的です。
培養検査
目やになどの分泌物を採取して培養する検査です。細菌感染による慢性結膜炎の場合は培養検査を行うことで原因菌を特定することができます。
また、同時に効果がある抗菌薬を調べる薬剤感受性検査を行うこともできるため治療方針の決定にも役立ちます。
涙液分泌能検査
慢性結膜炎はドライアイによって引き起こされることがあります。そのため、ドライアイが疑われるときは涙の分泌量を調べる涙液分泌能検査を行います。
また、必要に応じてドライアイの原因となるシェーグレン症候群などと鑑別するために血液検査を行うこともあります。
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