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どらいあい

ドライアイ

最終更新日
2021年01月20日
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2021/01/20
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

概要

ドライアイとは、涙液層の安定性の低下に伴う目や視力の異常のことを指します。スマートフォンやパソコンなどを長時間使用する機会が多い現代では、ドライアイを発症する人が多いといわれています。

年齢別では高齢者に多く子どもに少ない傾向があり、性別では男性に比べ女性に多いとされています。職業別ではパソコンなどのディスプレイを使って仕事に従事するVDT作業を行う人に増えています。

ドライアイの治療には点眼薬を用います。また、目の酷使を避ける生活スタイルの確立も重要です。

原因

目の表面を潤す涙は、外側から順に油層・涙液層・ムチン層の3層構造からなっています。いずれか1つでも不足して涙のバランスが崩れると、涙液層の安定性が低下し、目の表面に定着しなくなります。ドライアイは、このバランスが崩れた結果として起こる状態です。

ドライアイの主な原因は、加齢と環境の2つであると考えられています。現代社会ではパソコンやタブレット、スマートフォンなどの使用により目を酷使する機会も多く、こうした生活スタイルもドライアイを引き起こします。

さらに空調、たばこ、コンタクトレンズの長期装着などの近代的な生活スタイルもドライアイの原因となりえます。

症状

ドライアイの典型的な症状は、目の乾きや疲れやすさなどです。

また、涙の分泌量が減ることで光の乱反射が起こることから、視界がぼやける、ものが見えにくい、視力が落ちるといった症状もみられるようになります。

検査・診断

問診時には、目の乾きなどの自覚症状を伝えましょう。検査では、涙液の異常、涙液量の測定、角結膜上皮障害の確認が行われます。

涙の量や質のテスト

涙液の分泌量を確認するために、シルマーテストと呼ばれる試験が実施されます。この試験では、まぶたのふちに試験紙を付着させ、紙がどの程度涙で濡れるか測定して涙の量を確認します。

このほか、涙がどのぐらいの時間で乾いてしまうかを測定して涙の質を調べる涙液層破壊時間の測定が行われます。

角結膜上皮障害

角結膜の上皮細胞が障害されているかを確認する検査では、フルオレセインなどの染色液を用いて角結膜の表面をスリットランプで観察する方法がとられることが多いです。この検査では、涙が目の表面に充分均等に行き渡っているかを調べることができます。

治療

ドライアイの治療には、点眼薬を中心とした対症療法と、原因に対しての根本療法とがあります。

点眼薬

基本的には保湿を目的として、ヒアルロン酸を含む保湿効果の高い点眼薬を用います。そのほか、ムチンの分泌を促し、涙そのものの量を増やす点眼薬や目の表面の粘膜の傷を修復する点眼薬が使われることがあります。

涙点プラグ

点眼薬以外に涙を増やす方法として、涙点プラグがあります。目頭にある涙点という穴を、小さなシリコーン製のプラグ(栓)で塞ぐことにより、涙の排出を止めて少ない涙を目の表面にためます。

予防

ドライアイの増加は現代的な生活スタイルが背景にあると考えられています。長時間のパソコンやスマートフォンなどのディスプレイを見続ける場合は休憩を挟み、10〜15分目を休めるように心がけましよう。

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