検査・診断
房状血管腫が疑われる場合には、次のような検査が行われます。
病理検査
房状血管腫の診断には、病変部の組織の一部を採取して顕微鏡で詳しく観察する病理検査が行われます。見た目だけではほかの血管腫との区別が難しいため、診断のために病理検査が必要となります。
画像検査
病変の広がりや内部血流の状態を確認するため、また他の病気を除外するために超音波検査やMRI検査などを行うことがあります。
血液検査
上述したように房状血管腫は血小板や凝固因子の低下により全身が出血しやすくなるカサバッハ・メリット現象を発症する場合があります。本疾患が疑われる場合には血液検査を行って、血小板数や凝固因子の濃度などの評価を行います。
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