症状
扁平苔癬には、皮膚に生じるものと口の中に生じるものとがあり、それぞれ症状が異なります。
皮膚の扁平苔癬
皮膚に生じる扁平苔癬の主症状は、かゆみを伴う紫紅色の発疹です。発疹は、体幹(胴体)や手首の内側、手の甲、脚、陰部などに現れやすいといわれています。
そのほか、水疱(水ぶくれ)や皮膚の表面がうろこ状になって剥がれ落ちる鱗屑を認める場合もあります。
口腔扁平苔癬
口腔扁平苔癬では、白いレースがかかったような病変がみられます。多くは両側の頬粘膜に発生し、歯肉や舌にも好発します。
自覚症状がないこともありますが、痛みやしみるような症状を伴うのが特徴です。
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