症状
口蓋扁桃が過度に大きくなってしまうと食事や空気の通過に影響が出ます。小児では食が細くなるため、体重が増えにくい原因にもなります。また、気道が狭くなっていますので「いびき」「睡眠時無呼吸」「日中の眠気」「集中力低下」など様々な症状を引き起こします。重篤になると肺性心と呼ばれる病態になることもあります。
口蓋扁桃炎を繰り返すことで扁桃肥大が生じている場合、扁桃に細菌が住みつき、一見関係のない組織に障害を引き起こすことがあります。これを扁桃病巣感染症と呼びます。掌蹠膿疱症、IgA腎症、胸肋鎖骨過形成症などが代表疾患です。
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