原因
投球骨折の原因は、野球などのスポーツ活動中、投げる動作をすることで上腕骨に捻転する力がかかることです。疲労などとの因果関係は直接的にはないと考えられており、回旋力がかかる投球動作そのものに投球骨折のリスクがあるといわれています。
投球骨折は、プロの野球選手ではなく、日ごろ投球する機会が少ない方が野球などで投球した際に起こりやすい骨折です。たとえば、草野球のピッチャーなどに起こることがあります。
またプロ選手であっても、関節の痛みなどにより正しいフォームでの投球が妨げられた場合などに投球骨折を起こすことがあるとされます。
上腕骨骨幹部の螺旋骨折は、腕相撲により起こることもあります(腕相撲骨折)。
腕相撲骨折の多くは負ける側の人に起こります。この原因は、投球骨折と同様に上腕骨にひねる力がかかるためです。
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