とうきゅうこっせつ

投球骨折

別名
上腕骨らせん骨折
最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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症状

投球骨折が起こると、上腕部に以下のような症状が現れます。

  • 痛み:安静時の痛みや、押したときの圧痛
  • 腫れ
  • 変形
  • ぐらつき

など

折れた骨が皮膚を突き破って露出する開放骨折となることもあります。開放骨折の場合は、より迅速に治療を受けることが重要です。

合併症

以下の症状がみられる場合は、より緊急的に治療を行う必要があります。

●撓骨神経麻痺
上腕骨骨幹部の外側には橈骨神経(とうこつしんけい)が走っており、骨折時に撓骨神経麻痺を起こすことがあります。
これにより、手首の背中側や親指の付け根などを伸ばすことができなくなり、手指が垂れ下がった状態になることがあります。この症状を下垂手(かすいしゅ)といいます。

●血管損傷
上腕骨の周囲にある血管にも損傷が及ぶことです。血管損傷を合併している場合、手が冷たくなったり皮膚の色が悪くなったりすることがあります。

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