とうきゅうこっせつ

投球骨折

別名
上腕骨らせん骨折
最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

投球骨折の治療には、保存療法と手術療法があります。

保存療法

骨が皮膚を突き破っていない閉鎖骨折で、神経や血管損傷などの合併症などがない場合、保存療法で治癒を目指すケースが一般的です。

折れた骨同士にズレ(転位)があるときには、医師が手を使って正常な位置へと戻す徒手整復(としゅせいふく)が行われます。

その後、三角巾や固定バンドなどを用いて固定し、骨同士が自然にくっつく骨癒合(こつゆごう)を待ちます。

また、上半身用のギプスを使って整復と固定を行う方法もあります。

固定期間に肩や肘関節が固まることを防ぐため、適切な時期に固定器具を変えて、関節の運動訓練を行うこともあります。

手術療法

皮膚を切開し、骨折している部位にプレートや髄内釘(ずいないてい)などを挿入し、内固定する方法などがあります。

開放骨折や、撓骨神経麻痺・血管損傷などの合併症がある場合は、受診した病院から転院し、高度な治療を行える医療機関で手術が行われることもあります。

投球骨折後、再び投球動作をできるようになるまでには、数か月~半年以上の機関を要することがあります。決して無理をせず、主治医の先生や理学療法士などの指示をよく聞き、適切なリハビリテーションを行いましょう。

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