検査・診断
診断はまず、受傷時の状態(関節がどのようになってけがをしたか)を詳細に知ることから始まります。捻挫をしたときの状況や、どのような方向の外力を受けたかといった情報は、正確な診断のための重要な要素となります。関節に直接力が加わったものか、ジャンプの着地で捻じったなど間接的な外力によるもの(非接触性のけが)か、けがのとき関節がどのような角度で、どちらの方向に動いたのかなど、受傷時の状態を伝えると診断にとても役立ちます。問診時には、医師の質問に詳しく答えましょう。
その後の診察では、患部を押したたり関節に力を加えたりしたときの痛み(圧痛)の有無や場所、(靱帯のけがにより)関節がゆるくなっていないかどうかの評価を、触診や徒手テスト(医師の手による検査で評価すること)などで行います。また、MRIは診断するうえで有用な情報が得られる検査です。これらの情報を総合して判断し、診断が下されます。
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