治療
治療は、分厚くなった皮膚を柔らかくすることを目的として行われます。後天的な掌蹠角化症では、基礎疾患に対するアプローチ(たとえば食道がんに対しての治療や原因薬剤の中止など)が根治的な治療になります。
掌蹠角化症では外用薬治療が中心であり、ワセリン、ビタミンD3製剤、ステロイド抗菌薬・抗真菌薬入りの外用薬などが使用されます。どの薬剤が効果を示すかは、季節や個人などによっても異なるため、実際に使用してみて適切なものを選択することになります。
皮膚の分厚さが強い場合には、外科的に切除することも検討されます。また、重症例においてはレチノイドの内服が検討されます。
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