症状
怪我をした部位に痛みが生じ、皮膚がめくれて出血します。状況によっては、石や砂利、砂などが傷口に入り込むこともあります。
傷口の処置が適切でない場合には、皮膚に感染症が生じることもあります。感染症が生じると痛みが増強し、赤く腫れることがあります。まれに、破傷風を発症することもあります。破傷風を発症した場合には、筋肉のこわばり、嚥下(飲み込み)障害、呼吸障害、けいれんなどが出現し、最悪の場合死に至ることもあります。
一般的には擦過傷(擦り傷)は皮膚のなかでも浅い層で生じ、瘢痕(きずあと)を形成することなく治癒することが期待できます。
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