治療
敗血症性ショックは、放置することで命にかかわります。そのため、積極的な治療が必要とされます。治療の経過に応じて病状が変化することもあり、血圧や意識状態などを適宜モニタリングすることも求められます。そのため、集中治療室での集学的な治療が必要とされることが多いです。
敗血症性ショックでは、原因となっている病原体に対して効果が期待できる抗生物質などの薬剤が投与されます。感染症をコントロールするために外科的な処置(排膿や洗浄など)が必要とされる状況もあります。また、血圧や全身臓器障害をコントロールするために輸液やステロイドの投与、昇圧剤の使用、人工呼吸管理などの集中治療が必要となることもあります。
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