はいけつしょうせいしょっく

敗血症性ショック

最終更新日:
2024年12月03日
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2024/12/03
更新しました
2019/03/08
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検査・診断

敗血症の治療のために十分な輸液を行っても、低血圧が続くことで血管収縮薬を必要とし、かつ血清乳酸値*18mg/dLを超える場合に敗血症性ショックと診断されます。

敗血症性ショックと診断された場合、感染している臓器の診断や集中治療のために必要な検査を行います。血液検査、画像検査(超音波検査・X線検査・CT検査・MRI検査)、心電図検査などが行われます。

血液検査では、採取した血液を用いて感染の原因となる病原体を特定したり(血液培養)、乳酸値や血小板の値を調べたりします。画像検査はどの部位に感染しているかを調べる目的で行われ、心電図検査は心拍の動きなどから心臓に異常がないかを調べる目的で行われます。

*血清乳酸値:乳酸は運動時に糖を分解する過程でできる生成物。乳酸の正常値は4~14mg/dLであるが、ショック時に上昇がみられる。

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