原因
敗血症性ショックは、敗血症の中でも急激な血圧低下などにより組織の血の巡りが悪くなるショック状態です。
敗血症は、細菌やウイルス、真菌、寄生虫などの病原体が、肺・腹腔内・尿路・髄膜・軟部組織(骨や臓器、皮膚などを除いたもの)・心内膜などに感染し、感染が全身に及ぶことで陥ります。
高齢者や新生児、妊婦、免疫抑制薬を内服中の方、がんなどの悪性腫瘍や糖尿病などの慢性疾患がある方など、免疫機能が低下している場合に感染症が重症化しやすく、敗血症を生じ敗血症性ショックを引き起こすリスクが高くなります。
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