しんせいじえしせいちょうえん

新生児壊死性腸炎

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検査・診断

新生児壊死性腸炎の診断は、症状に加えて、腹部単純レントゲン、CTなどの画像検査をもとにして行われます。病初期には、消化管内のガスが増えた像が確認されます。病気が進行すると、消化管内にガスを認めるのみではなく、消化管の壁の内部にもガスを認めます。消化管の血液は、「門脈」と呼ばれる血管を通して肝臓へと運ばれますが、消化管壁内のガスが門脈中へと移行している状況も見られます。

新生児壊死性腸炎の末期には、消化管が破れる「穿孔(せんこう)」という状況に至ります。この状況になると、消化管内のガスが、完全に消化管外の腹腔内へと漏れていることが確認されます。

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