しんせいじえしせいちょうえん

新生児壊死性腸炎

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治療

新生児壊死性腸炎の治療は、絶食、抗生物質、手術療法にて行われます。早期であれば、栄養を投与し、消化管に負担をかけることを避けます。新生児壊死性腸炎の発症には、酸素や血液の需要が充分でないことが関係しているため、消化管への負担を少しでも軽減するために絶食を行うことになります。

また、消化管の粘膜が傷害されると、消化管の中の細菌が血流に乗って敗血症になることがあり、また、消化管にいる病原性の高い細菌を減らす可能性があるため、抗生物質を使用することがあります。

しかし、これら内科的な治療を行っても新生児壊死性腸炎の病状が進行することもあります。その場合には、手術的に病変となっている腸を切除します。広範な腸管が必要となることもあり、のちに短腸症候群を発症することもあります。この場合には、適切な栄養補給を行えるように、食事摂取方法の工夫や点滴による栄養などが求められます。

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