症状
新生児敗血症でみられる症状は、発熱もしくは低体温、活気低下、意識障害、無呼吸もしくは多呼吸、呻吟(呼吸をするときにうなるようになります)、鼻翼呼吸(鼻の孔を広げて呼吸するようになります)、陥没呼吸(肋骨や胸骨の間がへこむ呼吸をします)、頻脈や徐脈、末梢の冷感、血圧低下などがあります。また、腹部膨満、黄疸なども認めることがあります。
新生児敗血症では全身症状が中心に生じることになりますが、病初期に特異的にそれとわかるものは多くはありません。臨床症状の時間的な変化を確認することも大切です。比較的、短時間で症状が進行してきた際にも、新生児敗血症が疑われることになります。
医師の方へ
「新生児敗血症」を登録すると、新着の情報をお知らせします