予防
新生児黄疸は全ての新生児にみられるもので病気ではありません。しかし、新生児黄疸が強く出すぎると難聴や脳性麻痺などを引き起こす可能性があるため、特に生後早期においては、経皮黄疸計や血液検査でビリルビンの量を定期的に調べることが推奨されています。
きょうだいが過去に黄疸の治療を受けた経験がある場合、赤血球の病気がある場合、あるいは母子間の血液型不適合の可能性がある場合などには特に注意が必要です。
自然に改善していくことがほとんどですが、哺乳量の不足によって黄疸が引き起こされることもあるため、産後は母乳分泌を促進するための頻回な授乳や、必要に応じて人工乳の追加が必要なこともあります。さらに、退院した後に黄疸が強く出ることもあるため、皮膚や白目が黄色くなった場合はできるだけ早く医師に相談するようにしましょう。
「新生児黄疸」を登録すると、新着の情報をお知らせします