せんもうちゅうしょう

旋毛虫症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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症状

成虫が消化管内で幼虫を産出する時期に一致して消化管粘膜が刺激を受けることから、まず、下痢や腹痛、吐き気といった消化器症状をみることになります。
その後幼虫が筋肉へと移動することと関連して、筋肉痛や発熱、眼瞼浮腫(がんけんふしゅ)(まぶたの腫れ)、全身倦怠感(けんたいかん)、悪寒などを生じます。これらの症状は、原因食材摂取からおよそ2週間経過後に出現し、8週間ほど持続することがあります。また、影響を受けた筋肉によって症状の出現様式は異なります。

旋毛虫に感染しても無症状で経過することのほうが多いです。症状が出現しても、旋毛虫症とはわからずに自然治癒することがあります。

しかし、ときに、運動失調、けいれん、心筋炎からの心不全、呼吸困難などの重篤な症状が出現することもあります。こうした合併症により、まれではありますが亡くなられる方もいます。
 

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