検査・診断
日本脳炎ウイルスに感染すると、体内でウイルスに対する免疫反応として抗体が産生されます。日本脳炎の診断では、初期と回復期に採取した抗体の値を確認し、回復期に上昇していることで診断ができます。また、直接的にウイルスの存在を確認するために、髄液でPCR検査やウイルス分離による検査を行うこともありますが、これは一般の検査会社では困難で、多くの場合は専門機関に依頼することになります。
また、ウイルスは特定の部位(視床、基底核など)で主に増殖するため、脳のCTやMRIにて同部位に変化を認めることもあります。
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