こんかんちりょう

根管治療

最終更新日:
2024年09月27日
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2024/09/27
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種類

根管治療には、抜髄(ばつずい)、感染根管治療、再根管治療、外科的歯内療法の4種類があります。

抜髄

抜髄とは、歯髄を除去する治療のことです。

虫歯が進行し、歯髄にまで達すると歯髄が炎症を起こします(歯髄炎)。歯髄炎が進行すると歯髄が壊死する可能性があるため、抜髄を行う必要があります。

感染根管治療

感染根管治療は、根管内の細菌や汚染物を取り除く治療を指します。

根管内で細菌が増殖すると、歯根の先端に炎症が起きて根尖性歯周炎を引き起こす可能性があるため、感染根管治療で細菌や汚染物を取り除いてそのリスクを抑えます。

再根管治療

以前行った根管治療で細菌が残っていたり、根管治療をした歯に再び細菌感染が生じたりした場合、再度根管治療を行うことを指します。

以前の治療で根管に詰めた充填剤と細菌感染した汚染物を取り除いて洗浄したのち、再び充填剤を詰め直します。

外科的歯内療法

外科的歯内療法とは、歯根部分にの袋ができる歯根嚢胞や歯根の先端に肉芽*ができる歯根肉芽腫(しこんにくげしゅ)のほか、根管が石灰化して狭くなっている場合や塞がっている場合など、自然治癒が望めない症例に対して行われる外科的治療です。

局所麻酔後に歯肉を切開して病巣を摘出したのち、歯根の先端を切り取ってそこに充填剤を入れ、歯肉を縫合します。

*肉芽:皮下組織または口腔粘膜下組織にできた傷が治りかける際に生じる粒状組織。毛細血管や線維芽細胞、好中球、リンパ球などで構成される。

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