検査・診断
母指CM関節症が疑われた場合は次のような検査が行われます。
画像検査
発症すると、X線写真では関節を構成する骨と骨の隙間が狭くなっている・亜脱臼を起こして変形しているといった変化が確認されます。そのため、母指CM関節症の診断のためにはX線検査を行い、さらに詳しく関節の状態を調べる場合にはCTやMRIによる検査が行われます。
血液検査
母指CM関節症は、リウマチによる関節の炎症と似た症状が現れます。この病気とリウマチの鑑別を行うには、リウマトイド因子の有無などを調べてリウマチを発症していないことを確認する必要があります。
また、血液検査で炎症の程度を調べることで重症度を評価することも可能です。
医師の方へ
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