治療
気管支拡張症自体を治療することはできませんが、リハビリテーションや器具、薬剤を用いて喀痰の排出を促します。また、マクロライド系の抗菌薬を通常投与するより少ない量で長期的な内服治療を行う場合もあります。増悪時には適切な抗菌薬を使って感染をコントロールします。
血痰や喀血が見られたときには出血を止める薬の投与を行いますが、大量に喀血したり喀血が止まらなかったりするときは、気管支鏡で出血部位の確認や血管撮影を行って、カテーテルから血管を詰めて出血を止める処置を行います。このような治療で症状がよくならない場合は、拡張した気管支や肺を手術によって外科的に切除することもあります。
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