検査・診断
胸部X線検査やCTで気管支拡張の有無を診断可能です。少し専門的な説明になりますが、高分解能CT(High-resolution CT、HRCT)において気管支に並んで走行する肺動脈という血管よりも気管支の内径が拡大しているかどうかで判断を行います。
また、慢性気道感染が疑われる場合は原因菌を調べるために痰の培養検査を行います。血痰や喀血が多いときは、血管の状況を確認するために足の付け根の動脈から細い管を入れて気管支にいく血管を分かりやすくする血管造影検査を行うことがあります。
慢性副鼻腔炎に慢性気管支炎、びまん性汎細気管支炎、気管支拡張症が合併した病気をまとめて副鼻腔気管支症候群と呼びますが、その部分症として気管支拡張症が発見されることもあります。
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