症状
無機水銀と有機水銀とで大きく異なります。
無機水銀による症状
腎臓や消化管に対する障害が生じるため、腹痛や吐き気、下痢、腎機能障害による気分不快感やだるさなどがみられます。
有機水銀による症状
神経障害が生じるため、手足や顔面のしびれ、ふるえなどの不随意(自分の意思によらない)運動、視野異常、言葉を出しにくい(構音障害)といった症状がみられます。子どもにも大人にも大きな影響が出るのみならず、妊娠中の方が中毒になると赤ちゃんにも重大な神経の発生異常が現れます。
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