いつりゅうせいにょうしっきん

溢流性尿失禁

監修:

治療

溢流性尿失禁は背景に何らかの原因によって引き起こされる排尿障害があります。そのため、症状を改善するには、その原因を改善・解消することが大切です。

前立腺肥大症前立腺がん、尿道狭窄など薬物療法や手術によって改善する見込みがある病気が原因の場合は、それらの治療が優先して行われます。一方、加齢による膀胱機能自体の低下、手術の後遺症、糖尿病などによる神経障害が原因の場合には、間歇(かんけつ)自己導尿といい、自分で尿道からカテーテルを挿入して、導尿を行います。手指が不自由であったり、寝たきりであったりする場合には、尿道カテーテルを継続的に膀胱に留置します。

最終更新日:
2020年07月30日
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2020/07/30
更新しました
2020/07/13
掲載しました。

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