検査・診断
産後うつ病は、一般のうつ病の診断基準を用いて診断します。
産後うつ病の一次スクリーニングとしては、産婦健診で使用される“エジンバラ産後うつ病質問票”などが挙げられます。エジンバラ産後うつ病質問票は10項目からなる自記式質問票で、合計点9点以上がスクリーニング陽性となりますが、確定診断のためには精神科医などによる検査・診断が必要です。
このほか、甲状腺や脳下垂体機能の異常などは産後に起こりやすい病気で、不安や集中力の欠如など産後うつ病に似た症状が現れます。そのため、産後うつ病のような症状がみられる場合は、別の病気が潜んでいないか血液検査やCT検査などの画像検査を行うことがあります。
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