症状
甲状腺は、身体の代謝を司る甲状腺ホルモンと呼ばれるホルモンを産生する臓器です。甲状腺疾患においては、甲状腺ホルモンのバランスが崩れてしまうことからさまざまな症状が引き起こされることがあります。
甲状腺機能が亢進する場合
動悸や汗かき、体重減少、下痢、疲れやすさ、眼球の突出、暑がり、いらいら感などの症状が現れることがあります。
甲状腺機能が低下した場合
元気のなさや抑うつ気分、便秘、皮膚のかさつき、腫れぼったさ、体重増加、疲れやすさなどの症状が現れることがあります。
こうした症状が長期間持続することもあれば、感冒(いわゆる風邪)をきっかけとして一過性に甲状腺機能の亢進症状がみられることもあります。
また、甲状腺疾患では、甲状腺が腫れて大きくなることがあります。このことにより、他人から、首が腫れぼったくみえるなどの症状が指摘されることもあります。
甲状腺の腫大が大きくなると、近傍に位置する臓器障害を起こすこともあり、息苦しさや食べ物の飲み込みにくさなどを生じることもあります。
また、悪性腫瘍の場合には各種臓器に転移を起こし、転移した先に関連した症状が引き起こされることもあります。
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