治療
甲状腺疾患の治療方針は、原因疾患によって大きく異なります。たとえば、バセドウ病の場合には手術療法や薬物療法、アイソトープ療法が選択されます。橋本病の場合には、甲状腺ホルモンの補充療法が選択されます。
一過性に甲状腺機能が異常を示すだけの病気もあり、この場合には症状にあわせて薬を使用することで病状の沈静化を待つこともあります。
甲状腺疾患として悪性腫瘍が発症することもあります。病気の組織型や危険度を評価したうえで、経過観察から手術を含めた積極的な治療まで、慎重に治療方針を選択します。
いずれにせよ、甲状腺疾患では原因をしっかりと特定したうえで、適切な治療方針をとることが大切です。
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