治療
薬物療法が治療の基本となります。ステロイドの塗り薬で発疹の改善を図りながら、必要に応じて抗ヒスタミン薬の内服を行いかゆみの症状を抑えます。2か月治療を継続しても症状の改善がみられない場合には、ステロイドの局所注射や内服などを併用しながら治療経過をみていきます。
近年では最新治療として、“既存の治療で効果不十分な結節性痒疹”に対し、抗体製剤で作られた注射薬が承認されました。使用条件を満たす医療機関で治療を受けることができます。
また、ほかの皮膚疾患や感染症、薬の副作用などによって痒疹を発症している場合には、原因となっている病気の治療を行ったり、原因と思われる薬剤を変更したりする必要があります。
医師の方へ
「痒疹」を登録すると、新着の情報をお知らせします