原因
原因となる異物は、鉄や銅などの金属片、石、ガラス、昆虫、植物など多岐にわたります。特に鉄片が多く、眼内異物の約90%を占めるといわれています。
多くの場合、ドリルやハンマー、ノミといった工具を使用している際に小さな破片が飛ぶことで、異物が眼球の表面にある角膜や結膜から入ります。場合によっては、眼球の一番奥にある網膜にまで異物が到達することもあります。
眼内異物が見つかる部位としてもっとも多いのは硝子体で、次いで網膜、前房、水晶体という報告もあります。異物が眼球の奥に到達するほど視力に影響を及ぼすとされています。
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