症状
胸鎖乳突筋は左右に1つずつありますが、妊娠中や分娩時のトラブルによってどちらか一方がダメージを受けて拘縮すると、硬いほうへ首を傾けるようになります。
多くは生後1か月程度で、首の傾きやしこりによって気付かれます。通常は片側のみに症状が現れるため、いわゆる“向き癖”が続く状態となります。一方で、筋性斜頸は痛みなどの症状を伴うことはなく、多くは首の筋肉が硬い側に首を向かせるよう促すなどの方法で、多くは1歳までに自然と改善していきます。
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