症状
線状皮膚萎縮では、影響を受けた皮膚が薄く変化し、ピンク色になります。かゆみを覚えることもあります。その後、皮膚はやや腫れたすじのように変化し、皮膚が裂けたように見えます。さらに時間経過とともに、皮膚の色はピンク色から白色へと変化していきます。
クッシング症候群で生じる線状皮膚萎縮は、妊娠線のようなものと比べると範囲が広く、より大きくなる傾向があります。また、妊娠線はお腹周りを中心に生じますが、クッシング症候群では顔面に生じることもあります。
美容的な問題以外には、特に障害を来しませんが、心理的にストレスを生じることがあります。
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