ろうねんきうつびょう

老年期うつ病

最終更新日:
2017年04月25日
Icon close
2017/04/25
掲載しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

検査・診断

高齢者のうつ病が厳密に診断基準を満たすことが少なく、実際、DSM診断基準におけるうつ病の定義を厳密に満たさなくても、症候学的に抑うつ症状を呈している高齢者は一定数存在すると考えられています。

うつ病患者の一部には、記憶力や集中力の低下から認知症が疑われ来院するものの、記憶機能の臨床検査ではそれに対応する欠陥がない場合があります。これは仮性認知症と呼ばれ、日内変動や気分障害の既往があることがあるため、鑑別にあたっては情報提供者からの詳細な病歴聴取や患者の精神状態、行動の観察が必須となります。

また、うつ病の仮性認知症では気分障害が先行して出現します。うつ病患者では質問に関心を示さず、答えたがらないことで真の認知症と鑑別することができますが、うつ病と認知症の併発例も多いため鑑別は一層困難とされています。
 

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する

「老年期うつ病」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

老年期うつ病

Icon unfold more