老年期精神病は正式な診断名ではありません。幻覚や妄想を来している要因などをみて、それぞれに応じた治療方針などを選択します。
幻覚妄想状態がある高齢の患者さんの場合、検査や治療の必要性を理解することが難しいこともあります。そのため、検査の際には患者さんを刺激して興奮させないような配慮が求められます。患者さんのご家族は、問診の際に患者さんのもともとの性格を伝えるなど、積極的に情報を提供することが大切です。
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