にくしゅ

肉腫

同義語
サルコーマ
最終更新日:
2024年07月09日
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2024/07/09
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治療

肉腫の治療法には、手術や薬物療法、放射線治療があり、肉腫の種類や部位、患者の年齢、全身の状態などに応じて決定します。

骨の肉腫に対する治療

骨の肉腫の治療では、腫瘍を完全に除去できる場合、広範切除術*を行います。骨肉腫やユーイング肉腫では通常、手術の前後に抗がん薬治療を併用します。広範切除術で生じた欠損部位に対しては、さまざまな方法で再建術が行われます。骨の再建術では、欠損部位に人工関節を入れたり、切除してがんを処理した自分の骨を再利用したりします。

ほかの部位に転移がある場合には、症状の緩和などを目的とした抗がん薬による薬物療法や放射線治療を行うことがあります。

一般的に骨の肉腫に対して放射線治療はあまり行いませんが、ユーイング肉腫に対しては放射線治療を行うことがあります。

*広範切除術:腫瘍を取り残さないために、周囲の組織も含めて腫瘍を切除する手術

軟部肉腫に対する治療

軟部肉腫の治療の基本は広範切除術ですが、肉腫の種類や悪性度によっては薬物療法や放射線治療が選択されます。

薬物療法では、抗がん薬による副作用のリスクがあるため、患者の年齢や全身状態を考慮して適切な薬剤を選択します。現在、標準的な治療に用いられる抗がん薬はドキソルビシンです。これは単剤またはイホスファミドとの併用で使用されます。これらの治療で効果が期待できない場合や再発した場合には、パゾパニブやトラベクテジン、エリブリンなどほかの薬剤を用いた二次治療が考慮されます。

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