にくしゅ

肉腫

同義語
サルコーマ
最終更新日:
2024年07月09日
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2024/07/09
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症状

肉腫を発症すると以下のような症状がみられます。

骨の肉腫

肉腫が発生した部位に痛みと腫れが生じます。骨に肉腫が発生すると骨の内部で腫瘍が増大して症状を引き起こします。進行すると骨の強度が弱くなり、骨折することもあります。代表的な病気は以下のとおりです。

骨肉腫

主に膝や肩の周囲に発生します。10代~20代での発症が多いのが特徴ですが、約3割は40歳以上での発症が報告されています。

軟骨肉腫

主に太ももの骨(大腿骨(だいたいこつ))や腕の骨(上腕骨)、体幹の骨(骨盤)に発生します。40代以上での発症が多いといわれています。

ユーイング肉腫

太ももの骨(大腿骨)や体幹の骨(骨盤、脊椎)のほか、軟部組織にも発生する肉腫です。主に20歳以下で発症します。

軟部肉腫

軟部肉腫では腫瘍が発生した部位にしこりや腫れが生じます。多くの場合で痛みを伴いませんが、しこりが周囲の神経を圧迫して神経症状を生じることがあるほか、病状が進行するとがん細胞がしこりの表面の皮膚まで及び、潰瘍(かいよう)ができることもあります。

軟部肉腫には種類によって発症年齢と発症部位に特徴があります。横紋筋肉腫や滑膜肉腫は小児~青年期の若年者に多く、脂肪肉腫などの軟部肉腫は中高年以降に多く発症します。また、脂肪肉腫や粘液線維肉腫は太ももや後腹膜*の発生が多く、類上皮肉腫は手と前腕(ひじから手首まで)に好発します。

*胃や腸などの臓器が入った部分を腹膜といい、腹膜と背骨の間に位置する領域を後腹膜という。

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