症状
肺性脳症では、せん妄や意識障害、けいれんをきたし、脳圧が高くなることから、頭痛や吐き気、嘔吐などの症状が現れるようになります。
夜間就寝中は呼吸が浅くなり、気道が閉塞しがちになる傾向があるため、起床時に症状が現れやすいです。また、注意力が散漫になったり、意識がもうろうとしたりします。
高二酸化炭素血症や低酸素血症が存在する場合、本来であれば呼吸回数を増やすことで代償しようとする働きが備わっていますが、肺性脳症では逆に呼吸が抑制されてしまうことがあります。
そのため、状況がさらに悪化して命にかかわる状態となるケースもあります。
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