検査・診断
肺気腫が疑われるときは、次のような検査が必要になります。
画像検査
肺の状態を確認するため、X線やCTなどの画像検査を行います。
ただし、進行した肺気腫では肺胞の破壊や肺の膨張などの所見が認められますが、早期段階では画像検査では発見しにくいとされています。
呼吸機能検査
肺機能の状態を評価するため、呼吸機能検査が行われます。
肺気腫では息を吐き出す機能の低下(閉塞性換気障害)や拡散障害が認められるのが特徴です。
動脈血ガス分析
動脈血の中に含まれる酸素や二酸化炭素の量を調べる検査です。
肺気腫が進行すると肺の機能が低下して、血中酸素が不足、さらに進行すれば二酸化炭素がたまっていく傾向があります。
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