はいえんくらみじあかんせんしょう

肺炎クラミジア感染症

別名
クラミジア肺炎

原因

クラミジアと呼ばれる微生物を原因として引き起こされます。具体的には、クラミジアニューモニエ(Chlamydia pneumoniae)とクラミジアトラコマチス(Chlamydia trachomatis)が挙げられます。

クラミジアニューモニエは、この病原体に感染した人の気道に存在しています。そのため、咳をきっかけに飛沫として周囲環境へばらまかれてしまい、それを体内に取り込むことで感染(飛沫感染)が成立します。

一方、クラミジアトラコマチスは性感染症を引き起こす病原体です。通常、クラミジアトラコマチスは成人に肺炎を起こすことはないですが、赤ちゃんが感染すると肺炎を起こす危険性が高まります。赤ちゃんへの感染は、クラミジアトラコマチスが膣周辺に感染した状況で妊娠し、経膣分娩で赤ちゃんを出産する際に起こります。

最終更新日:
2018年08月02日
Icon close
2018/08/02
掲載しました。

「肺炎クラミジア感染症」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

肺炎クラミジア感染症

Icon unfold more