症状
胸膜炎を発症すると胸腔に胸水が貯留していきます。そのため咳や息切れなどの呼吸器症状や、胸水がたまっているほうの胸に痛みが引き起こされます。
また、感染症が原因の場合は発熱を伴いやすいとされています。重症化して胸水が多くたまると、呼吸困難がみられるようになり、心臓が圧迫されて脈が速くなったり血圧が低下したりすることも少なくありません。
なお、これらの症状は感染症の場合は急激に生じることが多く、がんなどの病気が原因の場合は徐々に症状が悪化していくことが多いのも特徴の1つです。
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