症状
脊髄は、運動や感覚を司る神経が束ねられた組織であり、脊髄炎を生じることでさまざまな神経障害が引き起こされる可能性があります。
具体的に生じる症状としては、手足の動かしにくさや感覚の低下、痛みやしびれなどを挙げることができます。そのほか、排尿のしにくさ、尿失禁、便秘などの排泄に関する障害が生じることもあります。
原因の項目にもあるように、多発性硬化症では視神経も同時に障害を受けることがあります。その結果として、目の痛みや視野障害、失明などの症状をきたすこともあります。
障害が生じる部位や程度、また一過性なのか永続的なのかなどは、障害を受けた脊髄の部位や原因によって異なります。
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