症状
腟中隔では、まったく症状がないまま経過し、婦人科検診や妊婦健診などの際に偶然病気の指摘を受けることがあります。
また、腟中隔ではタンポンを挿入する際などに、ご自身で膣の空間が2つ存在することに気付くこともあります。タンポンを挿入しているはずなのに、挿入されていない側の膣の空間から月経血がみられることがあります。
腟中隔では、性交渉時に痛みを感じることがあります。また、腟中隔の空間の生じ方によっては、生理のときの血液がうまく子宮から膣の外へと排泄されないことがあります。腟中隔が子宮奇形と合併することもあります。子宮奇形の程度によっては、妊娠や出産がうまくいかず、不妊症としての症状が出現することもあります。
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