ふにんしょう

不妊症

最終更新日
2018年08月09日
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2018/08/09
掲載しました。

概要

不妊症とは、避妊をしないで性生活を継続的にしているにもかかわらず、1年間妊娠が成立しない状態を指します。

不妊症の原因は、男性・女性いずれか(あるいは両方)の原因を特定できることがある反面、はっきりした原因が特定できないケースもあります。

不妊症による治療効果は、早い段階で行うほど高い奏功率が期待できます。年齢と共に妊娠率は低下するため、 なかなか妊娠に至らない際には、早い段階で治療を検討してみることも大切です。

 

原因

男性側の因子

喫煙や加齢、心理的ストレスといった因子以外にも、精索静脈瘤クラインフェルター症候群などの病気に関連して、精子の質が低下することがあります。また、精子の質が低下する造精機能障害の可能性もあります。

そのほかにも、精子の通り道がうまく通過していない精路通過障害、射精がうまくできない性機能障害などを挙げることができます。

女性側の因子

年齢的な要因やクラミジアをはじめとした性感染症が、不妊の原因となることがあります。

そのほかにも、ホルモンバランス異常(多嚢胞性卵巣症候群など)、子宮筋腫子宮内膜症、免疫の異常など、さまざまな原因が女性不妊につながることが知られています。

 

症状

不妊症では、原因に応じた症状を有することもあります。

男性の場合

男性の場合は、勃起障害が起こることがあります。クラインフェルター症候群では、ヒゲがまばらである、胸が少し大きいという症状がみられることがあります。また、糖尿病甲状腺機能低下症などの病気に罹患することもあります。

女性の場合

女性の場合であれば、生理周期が不安定である、極端な肥満もしくは痩せがある、生理の際に量が多い・少ない、痛みが強いなどの症状がみられることがあります。

そのほかにも、性感染症と関連して、膣分泌物の変化や腹痛などが起こることもあります。

検査・診断

不妊症の検査としては、原因を調べるための検査が行われます。

男性の場合

精液検査や血液検査、超音波検査などが行われます。これらの検査を通して、ホルモン異常や子宮の形態異常、精子の質などを評価し、不妊症の原因となっているものがないかを特定します。

女性の場合

基礎体温の評価や内診、血液検査によるホルモンバランスの確認、経膣超音波検査、フーナーテスト、子宮卵管造影検査、子宮鏡検査腹腔鏡検査などを行います。

治療

不妊症の治療としては、タイミング法、人工授精、体外受精などの生殖補助医療を挙げることができます。

妊娠のしやすい時期を見計らったうえで性交渉をするタイミング法が不妊治療の第一選択ですが、状況をみつつ人工授精や体外受精といった方法も検討します。

費用については、治療方法や施設によっても異なるため、事前に確認をすることが大切です。

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