ふくへきはんこんへるにあ

腹壁瘢痕ヘルニア

監修:

症状

腹壁瘢痕ヘルニアの典型的な症状は、手術の傷あと部分に生じる膨らみです。この膨らみは、立ち上がったり咳をしたりするなど、腹圧がかかる際に顕著になります。仰向けになったりお腹の力を抜いたりすると、元に戻ることが多いとされています。痛みや違和感を伴うこともありますが、無症状のまま経過するケースも少なくありません。

自覚症状がない場合でも、ヘルニア門が徐々に大きくなり、症状が強くなることがあります。さらに、腹壁の中に臓器が戻らなくなる嵌頓の状態になると、強い痛みが生じるほか、臓器の血流障害や腸閉塞が生じることもあります。嵌頓は危険な状態であり、緊急での手術が必要になることもあります。

最終更新日:
2025年12月12日
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2025/12/12
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